【海外離乳食事情】赤ちゃん連れ必見!海外旅行で日本から持って行きたいもの

※こちらは行先を米国とした場合の記事です。予めご了承ください。

子連れ(赤ちゃん連れ)の海外旅行で一番不安なのは、子供に食べさせる食事ではないでしょうか?

特に離乳食は海外で食べられているものと日本で食べられているものが全然違うこともあります。


そんな皆様の不安を解消すべく、離乳食期の子連れ海外旅行で役立つ物をご紹介します。

アメリカの離乳食事情

初めての子連れ海外で割とハードルが低めなのが、グアムやサイパン、ハワイではないでしょうか?

フライト時間も長すぎず、現地には日本語表記や日本語の話せる人がいて、初めての海外旅行でも安心できるように思います。


いくら日本フレンドリーな場所であっても文化は全く違います。

売られている離乳食はとってもアメリカン。


そもそも「ゴックン期」や「モグモグ期」のような概念がないのか、販売されている離乳食はほぼ「ドロドロ期」です…。


アメリカの赤ちゃんが初めて食べるものは「オートミールのおかゆ」か「お米のおかゆ」なのですが、粉末になったオートミールやライスシリアルをお湯かフォーミュラー(ミルク)に溶かしてあげるだけ。

お米から10倍粥を作ってブレンダーでドロドロにして…というステップがありません。



離乳食を始めたばかりの「ゴックン期」の赤ちゃんには食べられるものがたくさん売られていますが(要はピューレ状のものばかり)、「モグモグ期」のお子様には物足らないかもしれません。

基本的には「持ってくべし」

赤ちゃん連れ海外旅行では、基本的には離乳食は持って行くことを前提にパッキングすると良いと思います。

ハワイなどの日本人が多い観光地であれば、「ニジヤ」や「ミツワ」などの日系スーパーに行くと日本の離乳食のコーナーがあるそうです。

しかし、現地調達をしようと考えていても売り切れだったり、時間がなくてニジヤやミツワにたどり着けなかったりとトラブルは考えられます。

「回数×日数分」の離乳食は必要だと考えておきましょう。



ちなみにアメリカ本土のベイエリアにある「ニジヤ」や「ミツワ」には日本の離乳食は販売されていませんでした。

ご注意ください。

味付けを気にしなければ現地調達も可能

アメリカの離乳食の味はと言うと、美味しくはないです。

「赤ちゃん用だから薄味」とかそういうレベルではなく、大人が食べてもオエっとなる独特の味。

タンパク質を摂らせたくてもお肉がドロドロにされているだけであったり。


パッケージにも「Beef!」「Chicken!」「Turkey!」という表記のみで全然美味しそうじゃない。

日本の離乳食のように「鶏肉と野菜のトマト煮」とか「いわしのつみれ煮」とか料理した感じのものはあまりないと思ってください。(少し大きい子供になるとお料理されたような食事もあります)


我が家では旅先で以下のような献立にしたことがあります。↓↓

①主食

ライスシリアルかオートミール

既に粉末状になっていますので、これにお湯かミルクを注いでかき混ぜてできあがりです。

ただ、粉末○○gに対してお湯〇〇cc と言った説明書きはなく、好きな固さにして食べてねといった表記でした。

いつも食べているお粥ぐらいの固さにされると良いかと思います。

↑私がよく買うのはこちら。

ホールフーズマーケットで見つけました。


②野菜

例えばこのCarrots&Broccoliのベジタブルピューレ。

原材料は人参ピューレ、ブロッコリー、水です。

これがドロドロになっているだけ。

6か月以上の赤ちゃんが食べれるようになっていますが、もう少し上の月齢だと歯ごたえのあるものも欲しいかもしれませんよね・




③タンパク質


原材料は牛肉、さつまいも、ケール、水です。

それがピューレに…。(不味そう)

さつまいもも日本の美味しいホクホクのさつまいもではないと思われます。アメリカのさつまいもってあんまり美味しくないんです。



アメリカの離乳食のポジティブな部分として、上記で紹介した離乳食はオーガニックの野菜やグラスフェドの牛を使っており、親が心配しがちな添加物は入っておらず、赤ちゃんが口にするにはとても安心なのではないかと思われます。


④果物

果物の瓶詰やパウチも売っています。

又はバナナなどをスーパーで購入し、レンジでチンして食べさせることもできますね。


⑤間食
間食としておせんべいやヨーグルトを食べさせたい方は現地で調達できます。

ベビー用のヨーグルトは売っていますが、少し甘いです。(日本にあるベビーダノンも甘いですよね)

甘味が気になるようだったらプレーンのヨーグルトもありますし、ミルクの種類も豊富。

牛の乳、豆乳、オーツミルク、アーモンドミルク、ココナッツミルクなどなど、様々な種類があるので購入されるときはパッケージをよく確認してみてくださいね。


ベビー用のおせんべいもスーパーのベビーフード売り場に売っています。

「ハイハイン」のような握るタイプから、小さなコロコロタイプまで。


上の子がよく食べていたのがこちらのつかんで食べるタイプ。

7か月以上から。

割とどこでも売っています。



コロコロタイプは8か月以上からのものでした。

このように全く調達できないわけではなく、味付けや形状を気にしない場合は現地での調達も可能となっています。

日本から持って行きたいベビーフード

※こちらは行先を米国とした場合です。ご注意ください。

第一子、第二子ともに離乳食期に渡米した我が家では、日本で離乳食を購入しハンドキャリーでアメリカまで持って行きました。

注意したいのは、肉製品。

米国では肉製品(牛、鶏、豚)の持ち込みは禁止されています。

また、エキスやパウダーも対象となっており、持ち込みした場合は没収又は罰金対象となるため、気を付けたいところ。




では持ち込めるものは?

お魚や野菜系のものとなります。


私がまとめ買いして持って行ったものがこちら。

裏側をしっかり確認し、各数個ずつ。


お魚系で和風のものが多いかと思いきや洋風のものでもチキンエキスが入っていないものがありました。

旅行で重宝するのはお弁当ボックス系や瓶詰めの離乳食。

少し割高ですが、ボックス系はスプーン付きで持ち歩くのにとても便利でした。


いずれにせよ、物価高で円安の現在、離乳食は日本で買うほうが絶対に安いです。

離乳食でも本当に没収されるのか?

結論から言うと、「されます」。

ベビーフードだから、と言ってもアウトです。



「荷物のチェックなんてされないでしょ」と思って持っていくと、ランダムに行われている荷物検査に引っかかるかもしれません。



私の場合、そうでした。

最初の渡航で夫が「〇〇空港はバゲージクレームまでスルーで、荷物の検査なんてされなかった」と言っていました。

それでも私はせっかく持って行った離乳食を没収されるのが嫌で、きっちりパッケージの裏側を確認した上で持って行きました。



アメリカの空港に到着してから、栄誉ある(?)ランダム荷物検査に選ばれてしまったのです。



「どうせ日本語読めないでしょ」

と思っているアナタ。ダメです。彼らは「肉」という漢字を知っているのです。



荷物を全て開けられ、「これは何?これは?」とひとつひとつ尋問(のような気分だった)。



検査していた係員の方の奥さんは日本人だそうで、子供の名前が「ハナコちゃん」だと教えてくれました。

「だから俺は日本語読めるんだよ」と言っていました(笑)

彼らはひとつひとつ、パッケージの裏側を確認し、全ての確認が終わると荷物を返してくれました。ぐちゃぐちゃのままで。(オイ)



私の場合は肉エキスなどが入っていないものを持っていったので問題ありませんでしたが、ひとつでも「肉」と書いてあるものがあればベビーフードだろうがなんだろうが没収されていたのだと思います。



郷に入れば郷に従え。

地球上のどこにいてもルール違反は厳禁です。

【まとめ】持って行くに越したことはない!

赤ちゃん連れ海外旅行の離乳食事情について、いかがでしたでしょうか?

たとえ現地で離乳食を調達できたとしても食べてくれるとは限りません。

荷物は嵩張ってはしまいますが、お子様が食べなれている安心安全なものをスーツケースに入れて行くことが良いのではないかなと個人的には思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

これから旅行に行かれる皆さんの参考になれば幸いです。

    【海外離乳食事情】赤ちゃん連れ必見!海外旅行で日本から持って行きたいもの” に対して3件のコメントがあります。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です