クルーへのチップは?
ディズニークルーズでのチップの支払いは自動でカードに請求されます。
そして我が家は決められた金額を前払いしていたので、特にたくさんの現金を持って行く必要はありませんでした。
(前払い、後払いいずれにせよ現金は使いませんでした)
DCLでのtippingはGratuityと表記されています。お心づけのようなものですね。
では実際にGratuityの支払い方法や明細の見方をご紹介したいと思います。
誰にいくらチップを支払うか
DCLでは決められたチップの金額があります。
チップをお渡しするのは4名。
以下は我が家の4泊5日クルーズでの合計額(一人当たり)です。
ディズニークルーズでは未就学児だろうが赤ちゃんだろうが関係なく、チップが必要となります。
ダイニングサーバー $19
ダイニング・アシスタント・サーバー $15
ダイニング・ヘッド・サーバー $5
客室係 $19
ダイニングサーバーはローテーションダイニングでテーブルをメインで担当してくれる方です。
毎日同じ方になるので顔をすぐに覚えると思います。
メニューを聞きにきてくれたり、お料理を運んでくれたり、「どう?美味しい?」と様子を伺いにきてくれたりと、一番お客さんに近いサーバーと言えます。
子どもがグズっていたりするとあやしてくれ、手から不思議な音を出したりととても楽しませてくれました。
(上の子は彼のことを不思議な音を出せる魔法使いだと思っていました)
アシスタントサーバーはメインでついてくれるサーバーのヘルプでお料理を運んでくれます。
そんなに接点はないですが、毎日顔を合わせるので向こうも顔や家族構成なんかを覚えていてくれます。
そして一番エライ、ボス的存在のヘッドサーバー。
彼はテーブルひとつひとつを「どうですか?食事に問題はありませんか?じゃあ良い夜を」などと声をかけてまわっています。
それで全員から$5!「いい仕事だなぁ」と夫が言っていました。
客室係も毎日同じ人が担当してくれます。
わからないことがあれば聞くと質問に答えてくれたり、部屋からのリクエストに応じてくれます。
掃除は1日2回入ってくれていました。
彼らには$19。妥当な金額だと思います。
私たちがクルーズ旅行に行った時期にはそれまでよりも$1upと価格が改訂されて上記金額になっていました。
なんでも値上がりですねぇ。
大人も子どももチップを払う
赤ちゃんや子供もチップを支払う必要があります。
我が家の場合、家族4人。
1人$58×4で$232でした。
チップは前払いが可能
上記の4名へのチップはクルーズ料金支払い後に前払いすることができます。
ディズニーのアカウントからMy Reservationsにアクセスし、Pre-Paid Gratuitiesへ進んで手続きを行います。
事前に支払い手続きを忘れていても大丈夫。
チップは自動的に船内アカウントに追加されます。
代理店を使ってDCLの予約をした場合は代理店に前払いができるかを確認することとなるそうですので、代理店利用で前払いしたい方は確認してみてください。
日本のミッキーネットからだとできるようですが、他の代理店は不明です。
乗船後に「あの人、感じが良いからもう少しチップを渡したいな~」と思ったら、下船までにゲストサービスへ!そちらで金額を変更できるようなので、現金がなくても大丈夫そうですね!
前払いチップに含まれないもの
前払いできるのは上記4名へのチップのみ。
以下、前払いできないものの一覧です。
アルコール飲料など、ローテーション・ダイニングでの食事に追加される追加料金
レミー、パロ、パロステーキハウス、アルノー・ラルマンシェフによるエンチャンテなど、ローテーションダイニングに含まれない大人のお食事。
引用:Disney Cruise Line Help Center
ショップ、屋外またはプールサイドの飲食店でのご飲食
ルームサービス
ポートアドベンチャーズ
センシズ スパ&サロン
但し、バー、有料ドリンク、ワイン、デッキサービス、スパサービスには18%のチップが自動的にお支払いに追加されるようになっています。追加でチップを支払いたい場合はレシートに記入して払いましょう。
例えばこれは私がカフェでコーヒーを頼んだときの支払い画面。
飲み物代$4.75に対して自動的に$0.86のチップが加算されています。
その上にあるAdditional Gratuityは私が個人的に追加したチップです。
ディナー時のダイニングなどで注文したアルコールや、ルームサービスで頼んだボトル飲料にも同じようにチップが追加されていました。
スパサービスを利用した場合にも自動的にチップが加算されますが、サービスがものすごく良かったり、乗客側の要望に一生懸命答えようとしてくれたり…と「追加でチップを渡したい!」と言う場合もあると思います。
その場合はレシートに追加金額を記入してレシートを返すと、上記のようなAdditional Gratuityに反映され、追加のチップが支払われます。
実際のチップの明細を公開
前払いしておいた4名へのチップですが、GUEST FOLIOにきちんと反映されています。
前払いしていたので、金額の部分にはマイナスで表示され、トータルクレジットは0になっているはずです。
二重でチップを支払っていないかを明細でしっかり確認しておくことをオススメします。
Tipping チケットは3日目に配られるクルーへの封筒に入れる
3日目にディナーを終えて部屋に戻ると、封筒とチケットが用意されていました。(写真を撮るのを忘れていました)
こちらに必要事項を記入し、封筒に入れてお渡しするのみです。
サーバーにはレストランに行けば会えますが、客室係には日中忙しくしていると会えない可能性もありますので、お部屋に置いておくと確実です。
ちなみに我が家は最終日の朝食レストランに間に合わなかったのでこの封筒は渡せませんでしたが、前払いしているので大丈夫だったかと思います。(この封筒、いる?という話になりました)
ゲストサービスにチップ代金の変更に行く暇がなかった場合など、追加で現金をお渡ししたいけど手続きができなかった場合などはこの封筒は役立ちそうですね!
【まとめ】ディズニークルーズのチップは難しくない!
いかがでしたか?
日本人には馴染みのないチップのシステムですが、クルーズ船内のチップは難しくないと思います。
クルーと仲良くなり、後から「あの人に渡したかった…」と思ったことがありましたが、ゲストサービスに行く時間もなくお渡しできじまいでした。
これからクルーズに行かれる皆様も上記の4名以外にもチップを渡したい場面が出てくるかと思います。
チップのことを頭の片隅に入れながら楽しんでくださいね!
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