「海外で副鼻腔炎になってしまった!」
「すぐに耳鼻科にかかれない!」
「薬はどうすればいいの?」
海外で急に調子が悪くなってしまうと困ってしまいますよね。
この記事では副鼻腔炎持ちの私がアメリカで副鼻腔炎になったときの対処法をご紹介します。
あくまでも個人の体験談ですので、副鼻腔炎らしき症状でお辛い方は主治医に相談してみてください
副鼻腔炎になったら①最初に行う対策
私独自の喉のケア方法としてはまず最初に
①マスクをつける
②加湿をする
③マヌカハニーをなめる
④喉の良いハーブティーを飲む
です。
私の場合は喉が痛くなるところから始まるので、喉に違和感を感じたらまずは喉のケアを始めます。
①、②に関しては喉が痛くなったら一般的に皆さまがされている対処法だと思います。
③は普通のはちみつでは心もとないため、少し高くても家にマヌカハニーを常備するようにしています。
1日数回舐めていると少し違和感が和らいできます。
飲み物を飲んだあとにはちみつを舐めて、できるだけ喉の奥に留まらせるようにしています。
④のハーブティーはYOGIのもの。
こちらの「Throat Comfort Tea」はのどの痛みに効果が。
味はお世辞にも美味しいとは言えませんし、できれば飲みたくありません。
が、症状がやわらぐ気がするので喉に違和感を感じたらマヌカハニーと併せて飲むようにしています。
②鼻水が出てきたら鼻うがい
アメリカに来て最初に副鼻腔炎にかかったとき、自力ではどうにもできなかったためオンラインでドクターに診察してもらいました。
その時のアドバイスとして、「症状が出たら鼻うがいが有効」とのことでした。
このことから、私の場合は鼻水が出てきてしまった時点で副鼻腔炎決定なので、鼻うがいをするようになりました。
CMで見たことがあった鼻うがいでしたが、怖くて仕方がありませんでした。
片方の鼻の穴から液を入れて、本当にもう片方の穴から出てくれるのか?
副鼻腔炎が余計に悪化するるのではないかとビクビクしながら使いました。(問題ありませんでした)
私が使っているのは日本でも売っているニールメッドのもの。
お水に専用の粉を入れてよく溶かして使用します。
片方の鼻から水が出てきますので、必ず洗面所で鼻うがいをしてください。
これを1日2回。
朝と夜にしていました。
鼻うがいの後は下を向いたりするとしばらく鼻から水がジャッと出ることがありましたので、ティッシュは近くに持っておきましょう。
売り場がわからない方は「Sinus Rinseはどこ?」と聞くと教えてくれると思います。
こちらは絶対に水道水でおこなってはいけません!
激痛が走るそうです。
必ず専用の粉を使って使用しましょう。
この対処法で徐々に治っていくこともありましたし、治らずに次の段階の「顔面の痛み」に進んでしまうこともありました。
③副鼻腔炎用の市販薬に頼る
顔面の痛みが出てきたら市販薬を飲みます。
私は医師でもナースでも薬剤師でもないため、自分が飲んだ薬ですがこちらに画像を載せることは控えたいと思います。
CVSやWalgreensなどに行くと、Sinus Infection(副鼻腔炎)用の市販薬がたくさん販売されています。
売り場にはSinusの文字があると思います。
そこで飲み薬と鼻用のスプレーを購入し、服薬しました。
抗生剤を飲むよりも治るまでに時間はかかりますが、鼻うがいと市販薬の併用で治るようになりました。
その後はこれらの薬は常備しておくことにしました。
④Urgent Careなど救急病院にかかる
アメリカに来て最初の副鼻腔炎は自力でどうにもならず、発熱まで症状が進んでしまいました。
日本であれば症状が出始めたらすぐに耳鼻科に赴き、鼻水や膿を吸引してもらい抗生物質を処方してもらうのですが、アメリカではかかりつけの耳鼻科がなく、初診まで2か月かかると言われてしまったので詰んだかなと思いました。
以前に友人から「CVSに Minute clinicっていうものがあって、ちょっとしたことだけど急ぎで受診したいときはそこで診てもらっている」と聞いていたので、ネットで検索してみることにしました。
https://www.cvs.com/minuteclinic/
CVSのMinute Clinicでは195のあらゆるサービスから選択することができ、サイトに載っているサービス内容を症状から検索し、診療可能であればオンライン又はインパーソン(対面)で診察を受けることができます。
ここに副鼻腔炎(Sinus Infection)という項目があります。
こちらをクリックして予約画面に進みます。
私はCVSに行く元気もなく、ついでにコロナ禍だったのでオンラインを選択。
その日すぐに予約を取ることができ、無事抗生物質を処方してもらうことができました。
抗生物質は処方薬のため、ファーマシーの市販薬売り場で手に入れることはできず、医者にかかることが必須。
熱があって車に乗って病院に行くのもしんどい時などはこのオンライン診療が有難かったです。
様々な体の不調や怪我にも対応しているクリニックですが、症状/状況が深刻な場合はUrgent careやER、または専門医に診てもらってくださいね。
【参考までに】筆者の副鼻腔炎レベル
私の記憶が正しければ、私は高校生ぐらいから少しの風邪を引くと副鼻腔炎になってしまうようになりました。
最初は花粉症だと思っていましたが、花粉の季節関係なく症状が出ることに気づき、耳鼻科で副鼻腔炎だと診断されました。
その後、私は風邪をひきかけると必ずと言って良いほど副鼻腔炎になるようになりました。
喉の痛み→鼻水→鼻水が出てこなくなる→顔面が痛くなる→発熱
と言った順番で症状が現れます。
最近では発熱までいくことは少なくなりましたが、すぐに対処をしなければ38℃近くの高熱になることもしばしば。
毎回高熱が出たり、痛みで悶絶したり、手術を勧められるレベルではないので、軽症レベルと言えるかなと思います。
【まとめ】アメリカで副鼻腔炎になったときのために自分なりの対処法を考えておこう
この記事では海外での副鼻腔炎の対処法をご紹介しました。
アメリカでは病院にかかるまで時間がかかり、すぐに対処したい副鼻腔炎をなかなか治すことができません。
このことでしんどい思いもしましたし、ストレスも溜まりました。
しかし自分なりの対処法を持っていれば、ストレスや不安も軽減されるかもしれません。
副鼻腔炎持ちの皆さんの参考になれば幸いです。
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