アメリカ駐在4年のメーです。
コロナ禍で渡米し、アメリカ国内旅行の際にはレンタカーを借りることも多かった我が家。
この記事では実際にあったレンタカー屋さんでのトラブルやその対処法をご紹介します。
レンタカーはどこで借りるのがオススメ?
アメリカの有名なレンタカー会社は以下の通り。
レンタカー会社一覧
・Hertz
・National
・Avis
・Budget
・Alamo
・Doller
我が家は基本的には会員登録をしているレンタカー会社で借りることが多かったですが、車に空きがない時もあったので別のレンタカー会社で探してみたりと、特にこだわりはなかったです。
そのため、どのレンタカー会社がオススメかはこの記事では比較していません。
利用者側からすると、価格、手続きの簡単さか、ロケーションかで選ぶのかになってくるのではないかと思います。
我が家のレンタカートラブル①ベビーシートが用意されていなかった
子供が2人いる我が家(当時5、0)では車のカーシートは必須。
上の子はジュニアシートになりますが、下の子はまだまだがっつり守られているベビーシートを使う月齢でした。
フェニックス空港からセドナに向かうためにレンタカーを借りる予定にしており、レンタカー会社は空港から少し離れていた場所にあったため、空港からはタクシーに乗車。(空港送迎ナシのレンタカー会社でした)
到着し、手続きを始めてみると‥
「カーシートいるんだよね。あっちにあるよ」
と指を差された先にはジュニアシートが2つ。
いやいや、無理やろ。
うちのこ0歳児だぜ?
夫は受付のおじいちゃんに
「ベビー用のシートを予約している。これはジュニアシートで0歳児が乗るものではない。ベビーシートを用意してくれ」
とお願いしました。
おじいちゃんともう一人のおじさんが別室に探しに行きましたが、出てきたのはまたジュニアシート。
なんでやねん!!
「いやだから…」と夫。
「あ!もしかしたらあるかも!!」と他のレンタカー内を探しにいったおじさんでしたが、戻ってきて
「ごめんねーなかったよ」
もうこのやり取りで30分ぐらいロスしています。
早くホテルに向かってチェックインする予定だったのに…。
レンタカー会社のおじさんたちは
「ここで色々言われてもムリ」
的なスタンスでした。
おじさんたちは「カーシートがないものはどうしようもない」という感じなので、私たちもここでゴネても無意味なよう。
「そこにウォルマートがあるからベビーシートを買ってきたら?レンタカーは乗っていっていいよ!」と言う始末。
まぁそうするしかなかったので夫はウォルマに向かうことに。
「ベビーシートのレンタル料金の返金、またはウォルマで買ったベビーシート代を精算してほしい」
と伝えましたが、「予約センターに言ってもらわないとわからない」とのことでした。
その後の展開
ウォルマートにベビーシートを買いに行っている間、ずっとレンタカー屋さんで待つ私と子たち。
閉店時間に近づいてきて、おじい&おじさんたちは帰りたそうな雰囲気をぷんぷん出しています。
(このときまだ16:30)
「子供は何歳?へぇー!うちにも孫がいてねぇ…」なんて話しかけてきます。
日本だったらここで申し訳なさそうな雰囲気を出すのだと思うんですが、「予約センターがやったことだからうちは関係ない」って感じなのかな、と思いました。
そのへんアメリカ人だなぁ~~~。
結局夫はウォルマートで約$70のベビー用カーシートを購入、それを車に装着。
予定より遅れること1時間半。無事に出発することができました。
我が家のレンタカートラブル②フリーウェイ入口で車が止まった
ある日、我が家はハイブリッドカーを借りることになりました。
これまでの旅行のほとんどがトヨタのRAV4かHIGHLANDERをレンタルするという2択でしたが(1度だけその車種がなくて別のものを借りたことはある)、この日はアメリカ車。
クライスラーだかフォードだか忘れてしまいましたが、なぜこの時ハイブリッドカーを選んだのかは不明です。
乗ったことがない自動車メーカーですが、「車なんて大体一緒でしょ」と思っていました。
ここで説明しておくと、ハイブリッドカーはガソリン、または電気で動く車のことです。
燃費が良くて地球環境にも優しいという特徴があります。
で、このハイブリッドカーというものには初めて乗車した我が家。
仕組みがわかっていませんでした。
ガソリンはMAXで入っており、問題なく走ると思っていましたが…。
なんとフリーウェイ(アメリカ版高速道路のようなもの)の入口で車が停止。
「バッテリーが0%なのでチャージしろ」とモニターには出ています。
走行開始からわずか5分です。
電気で走っていたとしても、ガソリン走行には勝手に切り替わるものだと思っていた私たち。
夫の認識では、低走行の時には電気、その他のときにはガソリンをエネルギーとして走ると思っていました。
(実際にそうみたいです)
車に搭載されていた説明書にも「電気⇔ガソリンへの切り替え方」のようなページはありませんし、スマホで必死に検索して出てきません。
日本語でも英語でも検索→出てこない
絶望…
ハザードランプを点けて高速道路入口でストップしているハイブリッドレンタカー。
いつか後ろから追突されるのではないかとヒヤヒヤしていました。
15分ほど立ち往生した後、ようやくエンジンがかかりました。
このとき、エンジンスタートボタンを点けたり消したりをしていました。
とりあえず車を移動させなければならないので路肩に寄せ、ちゃんと走り出しそうだったので次の出口まで車を走らせることにしました。
ここでストップしてしまった原因は
・借りた車がピカピカで新車っぽかったのでバッテリーチャージがされていなかったのでは…
・またはモーターの故障
という結論に。(完全に想像ですが)
完全に動き出さなければロードサイドサービスを呼ぶ必要がありましたが、この後問題なく動き始めたので特に呼ぶことはなく終わりました。
契約関係のトラブルは予約センターへ、車両トラブルはロードサイドサービスか警察へ
我が家のような契約関係のトラブルの場合は契約センターへ連絡すること
レンタカーが止まった、タイヤがパンクして車が動かなくなったなどのトラブルはロードサイドサービスに電話して応急処置してもらい、車を安全な場所に動かす必要があります。(事故の場合は警察です!)
もちろん、レンタカーの営業所にもトラブル内容は連絡しておく必要があります。
今回のベビーシートが用意されていなかったというトラブルの場合は、営業所では対応してもらえませんでした。
ここで諦める夫ではなかったので、レンタカー予約センターと連絡を取り、事情を説明して返金を求めました。
営業所の人たちは「返金するよ」などと提案してくることはなかったので、こちらから言わないと泣き寝入りになってしまいます。
ウォルマートで購入したベビーシートも旅行が終われば不要だったため、車を営業所に返却したときに一緒にお渡ししました。
結果
・予約したときの金額からベビーシートのレンタル料返金
・ウォルマートの領収書を送付し、購入金額を返金
してもらうことができました。
言語が違うと諦めてしまいがちですが、しっかり交渉しておかないと後でモヤモヤしてしまうと思います。
英語が不安な方は日本語対応のレンタカーがオススメ
今回は夫が持ち前のゴネ力(?)とビジネスレベルの英語力(ネイティブレベルには程遠い)で事なきを得ましたが、英語に不安がある方は日本語で対応してくれるレンタカー会社がおすすめです。
例えばHertzでは日本語アシスタントダイヤルがあるそうです。
https://www.hertz-japan.com/
ハワイ含む米国内でのトラブルに24時間対応。
ニッポンレンタカーはハワイやグアムに日本語対応ができるスタッフを常駐させているそう。
その他のレンタカー会社や旅行会社でも日本語対応のレンタカーサービスがあるところもありますのでお出かけ前にチェックしてみてください。
特に旅行者の方はトラブルがあったときに日本語で対応してくれるレンタカー会社が良いのではないかと思います。
運転ルールも違いますし、安心・安全が第一ですね!
まとめ
この記事では「本当にあったレンタカートラブル」についてご紹介しました。
めちゃくちゃ大きなトラブルではなかったのですが、トラブルがあったときにどこに連絡をすれば良いのかを頭の隅に入れておけばレンタカーで旅行する際も安心なのではないでしょうか。
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