みなさんは飛行機に乗る際、どのような服装で乗り込みますか?
現地の気候に合わせた服装?
リラックスできるスウェット?
はたまたリゾートワンピース?
この記事では元CAだった筆者が「安全かつ快適に飛行機に乗れる服装」をご紹介します。
服装に迷われている方やお子様のいる方も必見の内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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フライト中の最適な服装とは?
長いフライト、短いフライトに関わらずオススメしたいのは締め付けない素材の服。
長いフライトであればゆったりした服のほうがリラックスできますし、何より締め付けは体調が悪くなる可能性があります。
機内で体調不良者が出たときにまず最初に行うことは「衣服をゆるめること」
締め付けは体調不良の原因にもなります。
フライト中は同じ姿勢で長時間過ごすことになるので、血行不良にならないような服装にすることで体調不良を回避することができます。
元CAが思う「安全な服装」とは?
そもそも「安全な服装」とは何でしょう?
飛行機の緊急時と安全な服装との関係性を以下にまとめてみました。
飛行機の緊急時のために「安全な服装」
まず最初に、飛行機内の緊急時とは
- 離着陸時の緊急事態
- 緊急降下などによる酸素マスクの落下
- 機内での火災
- 急減圧
- 急病人の発生
- テロやハイジャック
などが挙げられます。
どのシチュエーションにしても(急病人の発生以外)最終的には乗客が脱出する必要があるものばかり。
そのような場面に遭遇した場合に、いかに安全に素早く脱出できるかが重要なポイントです。
緊急脱出時に避けたい服装
乗客に緊急脱出を指示する際、CAから伝えることは「荷物は持たないで」「ハイヒールは脱いで」です。
これは緊急脱出時にスライドを破損させてしまうことを避けるためです。
ヒールやその他とがった靴、座席に引っかかってしまい、脱出が遅れてしまう可能性がある服装は避けておくべきだと考えます。
避けたほうが良い服装
- とがったヒールや靴
脱出の際にスライドを傷つける可能性があるため - 引っかかりやすいストールやマフラー、ロングスカートなど
脱出の際、機内の座席アームレストに引っかかり、脱出が遅れる可能性 - 短い丈のボトムス
火災が起きた場合や脱出の際に怪我や火傷の可能性 - ビーチサンダル
スライドを傷つける可能性は低いが、脱出後に飛行機から退避するときに走りにくい。怪我の可能性。
これらが全てNGだと言っているわけではないですが、少しでも身の安全を確保するためには服装や持ち物の選択をして搭乗すると良いかと考えます。
体調を守る服装
飛行機の機内温度は基本的に低く設定されており、フライト時間が長いと体も冷えてきてしまいます。
機内の温度は乗客の体調を左右する重要な要素ですが、乗客自身は温度設定を変えられず、その飛行機の温度設定に服装を合わせていくしかありません。
筆者が考える「体調を守る服装」は以下の通りです。
- 締め付けがすくないゆったりした服装
- 過度な露出は冷えの原因なので控える
- 着込みすぎもNG
- 通気性の良い素材を選ぶ
- カーディガンやジャケットなどの羽織り物を用意する
そして声を大にして言いたいことは…
「体調が悪ければ飛行機に乗らない方が良い」
です。
筆者が新人だった頃に先輩に言われたことばですが、これは本当です。
・何か起きた場合にすぐに病院にかかれない。→機内で対応できない場合近くの空港への緊急着陸を余儀なくされる。
・いつもと違う高度の密閉空間で体調が良くなるわけがない→ハイ、本当です。
体調を守る服装も大切ですが、少しでもいつもと調子が違うな、と思った場合はキャンセルする勇気も持ちましょう。
フライト中の快適さを保証する服装チェックリスト
飛行機に乗り込む前に、ご自身の服装をチェックしてみてください。
フライト前の服装チェックリスト
厚すぎず、薄すぎない素材であるか
羽織物は持っているか
ボトムスは短すぎないか
履き物は安全であるか
これらを意識したスタイルで飛行機に乗るだけで、いつもと違った快適な空の旅を過ごせることと思います!
飛行機での服装で他と差をつけるためのヒント
「いくら安全で快適だからと言ってスウェットで乗るのはちょっと…」と思われているオシャレ女子のみなさん。
世の中にはオシャレかつ快適な洋服もたくさんあります。
たとえば私がオススメしているジョガーパンツやガウチョパンツ。
楽天で検索したら意外とたくさん出てきます。
個人的にはウエストゴムがおすすめ。
ビジネスクラスやファーストクラスに乗られる予定がある方はさすがにパジャマでは乗り込みにくいですよね。
おしゃれで快適な洋服を探すことも旅の楽しみと言えますね!
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